【英語学習シリーズ】
英語と日本語のバイリンガル
従業員の平均年収





【英語学習シリーズ】
英語と日本語の

バイリンガル従業員の
平均年収

「英語はいらない!仕事ができれば大丈夫」
「流暢に英語を話せても、仕事ができないと仕方ない」
こういったセリフは最近まで言う人が多かったでしょう。

しかし、時代が変わり、
日本の英語力が下がっているのに、
キャリアの為に英語の必要性が増えています。

最近人材紹介サイトDAIJOB.comが
調査した「グローバル人材の年収差」が発表されました。


日本語・英語のバイリンガル従業員と日本語だけの従業員の平均年収の差について

バイリンガル従業員の平均年収の調査概要を最初に見てみましょう。

【調査概要】
期間:2020年10月~2021年9月
人数:14,008人(男性・6,271人 女性・7,737人)
対象:日本国籍で20代~50代のDaijob.com登録者

それでは、実際の調査結果を見てましょう。
まずは、年代別の年収差については以下となります。

見ての通り、50代の男性の年収は約1.3倍になります。
また、同世代の女性を見ると、
年収の差はなんと1.6倍になります!

次は業種別の年収差を見てましょう。

差が大きい業種だと、「経営と電機」が目立ちます。
その差はなんと、約1.8倍となります!
それでは、なぜこの差があるかを、次に説明します。


なぜこんな差があるか?

まずは、平均年収の差は50代、
キャリアがだいぶ進んでいる方に圧倒的に大きいです。
逆に、20代の平均年収を見ると、あまり差がないです。

これはなぜでしょう。
理由はこの3つと考えられています。

①バイリンガル従業員のスキルを展開する機会が多い

②バイリンガル従業員の転職率が比較的に高い

③外資系企業で働いている

①バイリンガル従業員のスキルを展開する機会が多い

海外イベント、海外拠点で働けるチャンスなど、
英語ができると、
日本語しかできない社員に比べると優位性が高いです。

個人的な話にすると、新卒で入った会社では、
英語ができたからこそ、
アメリカで開催している業界イベントに参加したり、
海外のお客様案件を担当したりをしました。

その仕事をやりたい30・40代の従業員がたくさんいました。
でも、その従業員は英語が上手ではないので、
私がやることになりました。

そのおかげで、
他の従業員に比べるとスキルをはるかに早く向上できて、
キャリアを進めることができました。

②バイリンガル従業員の転職率が比較的に高い

日系企業に働いている日本語しか話せない従業員が、
キャリアにて何回転職しますか?
一般的に、正社員であれば引退するまで
転職はしないことも多くあるでしょう。

バイリンガルの従業員は
そのパターンと変わって数回転職しています。

なぜ転職するでしょうか。
キャリアアップの為です。

バイリンガルの場合は、仕事もできて、
色々な会社にとっては魅力的に見えます。
そうすると、何もしなくても、
常に人材紹介の会社等から連絡が入って、
常に他の仕事を紹介されています。

「分かったよ、とりあえず面接します!」さえ言えば、
すぐ面接できる会社もたくさんあります。

そして、転職させるために、
他企業がより高い給料、
より高い役職を提供しないと、
そのバイリンガル従業員は転職しません。

だからたくさん転職をして、
40・50代に入ると、比較的に年収が高く見えます。

③外資系企業で働いている

外資系企業で働くために、英語力が必要でしょう。
平均年収を見てみると、
外資系企業は日系企業に比べると約2倍です。

なので、バイリンガルの従業員は日系企業で働いたとしても、
外資系企業に転職することは比較的簡単で、
年収アップとワークライフバランスの向上も期待でき、
転職する方は多いでしょう。

また、日本の英語力は他国に比べるとかなり低くて
英語ができる従業員は少ないので高年収ではないと
従業員を採用できない状態となっています。


子供をどのようにサポートできるか?

日本の低い英語力ランキングについては、
「日本の外国人嫌いが加速し、
国全体が急ピッチで孤立主義の姿勢を強めつつあることだ 」
と東洋経済が説明しています。

要するに言うと、
「英語教育を改善しても、
日本全体の英語力を向上できない」という解釈です。

なぜかという、
英語を学ぶモチベーションはそもそもないからです。

では、そういった状況の中で、
子供の英語教育をサポートすべきでしょうか。

それの答えはYESです。
理由は簡単です。
外資系企業はまだ日本市場に商品を出したいと思っています。

また、日系企業は成長するために、
海外展開で伸びるしかないです。
どちらのシチュエーションでも英語が必要です。
逆に、英語ができないと
不安定な仕事・キャリアになる可能性が高くなります。

なので、子供が前向きに英語を学ぶ為に、親の力が必要です。
親が話さなくても、お金がなくても、
「英語が楽しい!」「英語が分かれば、
世間と対話できるよ!」などのことを伝えます。

そうすると、学校での英語教育が
始まりましたら、子供は楽しみにして、
英語を学ぶモチベーションを持って、頑張って勉強します。

具体的に、親としては今からできることは以下です:

-なるべく早く英語を紹介すること
赤ちゃん・幼児でも、とにかく英語を聞かせて・見せた方が良いです。
絵本英語アニメ(Youtube,Netflixなど)はかなり効果的です。
※個人的な経験では、日本語・英語のバイリンガルおもちゃには、
日本語が強調されているので、あまり効果的ではないと感じてます。

-英語の歌を一緒に学んで歌って・踊ること
Youtubeでたくさんな子供向け動画があります!
わからない場合はとりあえず「Nursery Rhymes」を
検索してめてください!

-小・中学生の場合:
海外旅行に行ったり、海外ドラマ・映画を日本語字幕で見ること

上記の赤ちゃん・幼児と似ていますが、
下記も英語を学ぶモチベーションを子供につける為にできることです。

-留学生と一緒に暮らすこと
日本に留学したい外国人と、
数週間から数ヶ月で一緒に住むことで、
子供が英語で交流することによって、
友達を作って、
英語を学びたい理由を見つける可能性が高いです。


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